歯の詰め物の劣化について

定期的なチェックで、不適合な詰め物・かぶせものの対策をしませんか?

歯の詰め物、かぶせもの、かぶせものの下にある金属の土台、セメントなど治療に使用した材料は年月とともに劣化します。
そして、劣化した状態を何年も放置すると、様々な影響が出てきます。

かぶせもの・詰め物の状態は患者さんご自身では分かりません。
不適合なかぶせもの・詰め物は早い段階で発見し、やりかえることで歯を長持ちさせます。
何年も歯科医院へ行っていない方はチェックが必要です。
ご家族にそのような方がいる場合は、早めの健診を勧めてあげて下さい。

保険は適用されませんが、次のような歯の健康に優しい材質のものもあります。
詳しくは、羽尾歯科医院 春日山のホームページ「メタルフリートリートメント」をご覧いただくか、スタッフにお尋ね下さい。

◎ セラミックのかぶせもの・・・汚れがつきにくく、変色しにくい

◎ ゴールドの詰め物・・・しなやかで歯の適合がよく詰め物と歯のすき間ができにくい

◎ グラスファイバーを使った歯の土台・・・腐食しない、歯の根っこにやさしい

これらの材料は、かぶせもの・詰め物が長持ちするだけでなく、歯を長持ちさせることにもなります
お気軽にご相談下さい。

水が歯にしみる~ (>_<)

 3月も中旬になりますと、桜のつぼみもほころび始めてきます。今年は、全国的に桜の開花が早いようですね。
 暖かくなってきますと、夏を待たずに冷たい飲み物、アイスクリームなどが恋しくなります。
 ですが、むし歯ではなさそうなのに冷たいものが歯に触れたときだけ「ピリッ!」と痛むそんなことはありませんか?

 「水が歯にしみる」・・・冷たい水を飲んだとき、歯がしみる。テレビなどでよく耳にする「知覚過敏」の代表的な症状ですが、むし歯と違ってその原因を知っている方は少ないと思います。
 次のような原因で歯がしみるときがあります。まずは原因を調べ、原因に応じた治療が必要です。
 では、知覚過敏の原因をみてゆきましょう!
 そして、気になる方は早めの受診をお勧めします。

 ●むし歯
 むし歯が進行し象牙質まで進むと歯の神経を刺激し、水などの冷たいものがしみるようになります。
 冷たいものがしみなくなり、熱いものがしみるようになるとむし歯がさらに進行している可能性があります。

 ●歯周病
 歯周病が進行すると歯ぐきが下がって歯の根元の部分が露出します。歯の根元の部分はやわらかく刺激や温度変化に敏感でしみやすくなります。

 ●かみ合わせ
 歯ぎしりや歯をくいしばるとき、歯にはとても大きな力がかかります。かみ合わせが悪いと特定の歯にいつも力がかかり、歯の根の部分がくさび状に欠けてしまい神経を刺激します。

 ●歯磨き
 歯磨きの力が強すぎたり、間違った方法での歯磨きが原因となる場合もあります。正しい歯磨き方法を身につける必要があります。

 ※健康な歯でも「熱いものを食べたあとすぐに冷たい水を飲む」といった急な温度変化があるとしみることがあります。ご注意下さい。

高志小学校の講演会を終えて

 3月22日に、校医である高志小学校の6年生に講演会を行いました。
 今回は、歯科衛生士と一緒のコラボ講演会です。
 内容は
 私、
  
1.みなさん歯医者さんは好きですか?
2.学校の歯科検診の中身ってなに?
3.私の夢
4.私が歯医者になったきっかけ ~親の背中を見ながら決めたこと~
5.みなさんに伝えたいこと  ~フィリピン医療ボランティアを通じて~

   

 歯科衛生士、

・歯科衛生士 小林ゆうきの 一日仕事密着!
・高志小!歯のクイズ大会

   

特に、歯科衛生士の講演が生徒さんには好評でした。
みんな、歯科衛生士さんの仕事や人柄に興味津々なのですね~

私のだじゃれはすべってました (;^_^A アセアセ・・・
「上から読んでも下から読んでも、 イカした歯科医師 」 的な・・・ (^^;; ヒヤアセ やらなければよかったかな?

その日のうちに、養護教諭の丸山先生から、涙が出るような子供達の感想を伝えていただきました。

・6の1は、昨日久しぶりに給食の残量がゼロだったそうです。(フィリピンの子供達の半分が毎日ご飯を食べることができないという話を聞いての反応かと思います。素晴らしい!)
・医師を将来目指して子が、授業を終えて「先生、歯科医師もいいね」と保健室に言いにきたり。
・歯科衛生士になりたい!と目をハートにしてきた子あり。
・動画で涙があふれちゃった、と感動さめやらない子あり。
 (丸山も、目の前の子ども達と映像の中の子ども達のあまりの差に
  いつも見せていただくたびに涙が出ることをその子と共有しました)

私も歯科衛生士も手伝ってくれたスタッフ達も生徒さん達の反応に、ジーンと心に来ました。本当にやって良かったと、心が熱く動かされました。

  

子供達の持つ、創造力、行動力は素晴らしい!
大人は、この子供達の力を発揮できるための、「環境作り」と「知恵」を出してゆかなければならないのでしょう。
それが本当の「絆」を生み出してゆくことにつながってゆくのかもしれません。
そんなことを教えてくれた高志小学校の6年生に感謝します。
みなさん、4年間本当にありがとう!丸山先生、これからもよろしくお願します。

フィリピン海外医療ボランティア活動を通じて思うこと

 今年で、ハローアルソンフィリピン歯科ボランティアの活動が2回目となりました。

 前回は初めての参加でしたので、みなさんに迷惑をかけないようにと緊張で張り詰めたまま3日間を過ごしました。

 今回は、この緊張をプラスのパワーに変え、参加してくれる高校生にこの活動の主人公になってもらうべくその手助けができればという思いを胸に参加させて頂きました。

 そう考えながら今回の活動を振り返り率直に思った感想を書かせていただきます。

「あたりまえだ」と思うこと

  羽尾歯科医院春日山  院長:羽尾 博嗣

 

 日本では、自分に与えらている環境をあたりまえだと思う若者が増えてきています。

 その状況が、日本人同士の絆を見えにくくしているのではないのでしょうか。

    

 

いつでもどこでもトイレに行ける、毎日ご飯が食べられる、両親が元気

当たり前になってくると、人は感謝する気持ちを忘れてしまう

学校の給食を簡単に残す、必要以上に買い求め、捨てる

お母さんの作ったご飯に感謝しなくなる

トイレの汚れも気にしない

廊下に落ちているゴミも気にならなくなる

感謝する心が少しずつしぼんでゆく・・・

感謝できないから、自分が「幸せ」だと感じにくくなる

感謝する心を持たぬ人に幸せは訪れるものなのだろうか?

  

 幸せを感じることができなければ、人間は不安になり、インターネットの世界の情報や「モノ」や「感情」で結びつけられた見せかけの人とのつながり(人と人とのコミニケーションを介さないつながり)など、受け身の幸せを幸せと思い込みやすくなってしまうことでしょう。

   

 
 それが蓄積し、それに慣れてしまうとそれが「豊か」だと勘違いをし、本当の豊かさが分からなくなってしまいます。

  


「真の豊かさ」とは何なのでしょうか?

 今の私にはまだ分かりません。

  

 ですが、いつかこの活動を通じ、フィリピンの人たちの「笑顔」という感謝の気持ちの中に答えを見つけることができる日を楽しみに来年も頑張って参りたいと思います。

あけましておめでとうございます m(__)m

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、新年早々にTAKITAさんに散髪に行きましたところ、素敵な「お年玉」をいただきました。
ハロアルフィリピンボランティアへの支援物資です。(ノート、石けん、歯ブラシなど)
TAKITAさんのスタッフのみなさまが集めてくれたとのことです。
感謝です。ありがとうございます。
みなさまの気持ちも一緒に2月のボランティアに届けたいと思います。
しっかり報告もしますのでYASU君セッティングのほど宜しくお願い致します。

そして、今年のハロアルTシャツが届きました。
このTシャツを着てボランティア活動、頑張って参ります。

毎年カラフルな色と面白いイラスト入りですが、胸に描かれているイラストにも意味があるのです。
主に抜歯が中心の医療ボランティア。治療を受ける子供たちは怖くてたまりません。
そのときに、目が行くのがドクターの胸のあたり。
ここに少しでも子供たちの恐怖心を和らげることができればとユーモアのあるイラストを描いているわけです。ちなみに昨年は、迷路付きのイラストでした。
そのようなところまで、このハロアルの活動では心配りをしております。

今年は、肩にまで「むし歯菌」のイラスト付き!(なんか、ゴーストバスターズ(知っている人はなかなか通ですね!)に似ている)さりげなく、かっこいい!