歯を「なおす」から「まもる」へセミナー

みなさん、こんにちは。
先日、院内セミナーを開催致しました。
パソコン画面がテレビに映らず、ピンチになりましたが、少人数だったこともあり
そのまま一緒にパソコン画面を覗いてもいながらセミナーを行いました。

小さなパソコンをのぞき込むことにより、グループディスカッション的にみなさんを身近に感じながら講演会を
行うことができました。

「ピンチはチャンス」ですね。

ところで、最近小学校6年生の次男がバスケットチーム「モルツ」でユニフォームを頂いてきました。

5年ほど続けていますが最初の頃は「ランニングがイヤ、練習がイヤ」と文句の
連続でした。
でも、コーチや仲間に恵まれたおかげでなんとか試合にも出ることができるまで
成長させて頂きました。

そして来週にはいよいよ「東京オリンピック」が開催されます。
私たちは、スポーツや文化を通して、多くの仲間と出会い楽しさ、嬉しさ、悔しさ、
悲しさを共に分かち合いながら、子どもから大人へと成長していきます。

そして、当時は気づかなかったこと、例えば、人への思いやりや向上心、好奇心、生きる知恵、
問題への対処方法などは、 子どもの頃のスポーツの体験や文化の交流から自然に学び、培ってきたのだと思います。つまり、私たちは知識だけでなく、心で感じることでより多くのことを学んできたと思うのです。

次男もそのおかげか、再び子供たちへの医療用カツラのために2回目の「ヘアドネーション」も始めました。
親ながら天晴れだと思います。

「できる人が、できない人のために何かをする」
私が海外歯科医療ボランティアで学んだことを彼からも親の私が教わっているような気がします。

次男は小学5年生まで3年間頑張って髪を伸ばし続けていました。

長男(ピンクT)とは2回「ハロアル」参加しました。次男とも必ず参加したいと思います!

久しぶりの講演会です!

コロナ禍で、院外セミナーの講師依頼が減少しておりましたが先日久しぶりに講演会をしてきました。

諏訪地区公民館事業の家庭教育支援講座の一環で「子どものための”予防歯科”」についてお話をしてきました。

羽尾歯科医院 春日山の理念の一つ「歯を治すからまもるへ」のために歯医者さんとお家ではどのようにむし歯を予防したら良いのか、シュガー(砂糖)コントロールとフッ素の活用法を中心にお話をしてきました。

むし歯は、一瞬でできるものではありません。

「甘さ」への慣れは3才頃までに決まります。
3才までは、白い砂糖はなるべく避けて、茶色い砂糖(てんさいとうや黒糖)を使用しましょう。

「あめちゃん1個、少しだからいいか」この「チョビチョビ食べ」がむし歯になりやすい状況を作ります。
もし、食べてしまったら、うがいをするかお茶を飲んでお口の中を中和しましょう!

現代の歯磨き粉は、残した方がお得ですよ!

皆さんのお役に立てて、久しぶりでしたがとても有意義な講演会となりました。

相手の身になって

コロナ禍の中、最近の皆さんの心がストレスでいっぱいいっぱいになっていませんか?

コロナ禍での人間関係でへこんだり、逆にとがったりしていませんか?

そんな皆さんに「心の処方箋」的な話題をひとつ。

人生の中で一人の人間が出会う人数はおよそ3万人と言われています。

これは世界人口のたった0.0004%であり、その中でほんの一握りの人達が友人となり接点を持ちます。

私も47年間の中で歯科医療や医療ボランティアを通じ沢山の人達と出会うことができました。

この年になりますと、ひとつひとつの出会いが「奇跡」なのだと感謝しております。

だからこそ、コロナ禍の少しギスギスしている時だからこそ、

「相手の身になって」

この言葉がコロナ禍でも人間らしく、自分らしく生きるための「魔法の言葉」のひとつになるのかもしれません。

皆さん、「イラッ」としたときは、一度深く深呼吸をして「相手の身になって」考えてあげてみてください。

そのことが、きっと自分のためにもなると思います。

コロナ禍のこんな時だからこそ、新・習慣を!

コロナ禍で、自粛生活が続くと心も疲弊してきますよね。

ストレスがたまって、周りの人への対応もきつくなりがちです。

そんな時こそこの「スリー・グッド・シングス」の習慣が生きてくるかもしれません!

「スリー・グッド・シングス」法で翌日も元気に!

「スリー・グッド・シングス」法とは、その日に体験した良い出来事を3つ書き出す方法です。
こうすることによって、幸せな気持ちが強くなるだけではなく、うつ的な気持ちが軽くなることが分かっています。

寝る前に少しだけ時間をとって、よかった出来事を3つ書き出し、心の力を高めて毎日を元気に過ごすようにしましょう。

そして、私がフィリピン医療ボランティアの活動の中で学んだ『あたりまえの「あ」から、ありがとうの「あ」へ』の気持ちもコロナ禍での心のあり方において大切なことのひとつなのかも知れません。

  

歯周病菌は万病の元、 今すぐ適切な口腔内ケアを!

歯周病とは、歯と歯ぐきの間で細菌が繁殖し、歯の周りで炎症を起こす病気です。

悪化すると歯が失われることに加え、歯周病菌が歯ぐきの血管から侵入して体をめぐり、全身で様々な病気を引き起こす原因にもなります。

これまでに分かっているのは、糖尿病や非アルコール性脂肪肝炎などの生活習慣病のほか、心臓病や脳卒中、最近では認知症のリスクを高めるということが分かってきています。


また、高齢者に多い誤嚥性肺炎や、女性の子宮内膜症、早産、さらには骨粗鬆症や関節リウマチにも、影響があることが報告されています。

歯周病をはじめとする、口の中の悪玉菌は、内臓脂肪を増やし肥満を悪化させる要因であり、万病のもとであると言えます。

さらには、口の中に悪玉菌が増えてくると、コロナウィルス、インフルエンザウィルスが体内に入り込みやすくなり、ウィルス性疾患にかかりやすくなります。

ということは、お口のケアをするだけで多くの病気のリスクを下げることができるのです。

ぜひ、この機会をチャンスに歯医者さんで適切な口腔内ケア、予防歯科を始めてみませんか!