抗がん剤と放射線治療の初期副作用

昨日は、いよいよ開始した抗がん剤(シスプラチン)と放射線治療の副作用がいよいよ出てきました。

今のところの1~3日目に出てきた初期の副作用は、倦怠感、実際にリバースはしていませんが🤢、吐き気、食欲不振、のどの荒れと言ったところです。

横になってのスマホは比較的大丈夫なのですが、起きてのパソコン作業はきつくブログの更新ができませんでした。

吐き気、食欲不振対策は、食感と匂いや食感、味などの問題だと思うのですが、缶詰のフルーツが受け付けなくなったので、ゼリーに変えてもらいました。
ゼリーにするととても食べやすくなります。
食事に関しては、我慢してストレスを溜めずに看護師さんに相談してみてください。

抗がん剤で食事が進まない方用のお食事にメニュー交換もしてくれます。(「さくら食」と呼ぶみたいで、しつこくないおかずにしてくれたり、軽く酸味をつけた食事だそうです。

通常の入院食
「さくら食」ご飯用の練り梅付きです。酸味が食をすすめます。
ぶどうゼリー🍇、ヨーグルトは、食欲出ました。のどの通りも良いです。

おかげで、今回は、食べやすくほとんど食べることができました。
抗がん剤を受けて食欲がわかない方は一度「さくら食」をお願いしてみて下さい。
わざわざ用意して頂いた管理栄養士さんの方にも感謝です。

のどの荒れの対処は、主治医の先生にトローチを出して頂きました。

バトル対象の口内炎は、1週間ほどたってからこれから出てくるようです。

あなどれません!

そして、1番具合の悪かった抗がん剤投与後の2日目は、気分転換に音楽を聞こうと思いましたが、歌詞が耳に入ってくるとどうしても倦怠感が強くなるような気がしました。
ということで、

「前奏がステキダネシリーズ」のご紹介。

第1位:希望の轍(サザンオールスターズ)

第2位:ガンダーラ(ゴダイゴ)

第3位:東京ラブストーリー(小田和正)

第4位:シャングリラ(電気グルーブ)

第5位:嵐が来る(ドリカム)

(番外編)今週のスポットライト:ロッキーのテーマ

です。

皆様も倦怠感が強いときは、上記の歌の前奏のみをお聞き頂けると、良いかと思われます。

まさに、「サビ抜き」ですね。

お後がよろしいようで。

「抗がん剤の副作用の口内炎には、どの歯磨き粉とうがい薬が効くのか選手権」エントリー選手のご紹介

オリンピックは閉会式を迎えましたが、こちら「抗がん剤の副作用の口内炎には、どの歯磨き粉とうがい薬が効くのか選手権」は、これからテンションアゲアゲで盛り上がってまいりたいとひとり病室で思います。

あと2時間ほどで、抗がん剤のシスプラチンの点滴が始まるので、それまでにこのプログだけはアップしたいと思います。
明日から、おう吐反応や倦怠感でしばらくブログアップできなかったらスイマセン。
しばしお待ちくださいませね。

あらためまして、抗がん剤の副作用の口内炎に対する対策方法。

その方法は、口内炎の原因である
①原因であるバイ菌を積極的に減らす
②結果である口内炎=歯ぐきの炎症を抑える

の目的に合わせ歯磨き粉とうがい薬をチョイスしてみました。

ちなみに歯医者の私が普段自宅で使用したり、患者さんにおすすめしている歯磨き粉とうがい薬のセットは、

歯磨き粉は、「システマ・ハグキプラス・プロ(1,100円)」

と、

うがい薬はコンクール(1,100円)

上の二つのコンビです。

ただし、歯磨き粉「 ハグキプラス・プロ 」は、ぜひともかかりつけの歯科医院で購入してください!

同じ名前と同じ見た目でドラッグストアーなどで売っている 「 システマ・ハグキプラス・プロ 」 (真矢ミキさんがCMしている)は、日本の薬事法の関係で含まれている殺菌能力成分が少ないのです。
歯医者さんで売っているものの方が、薬効成分は多く、より多くのお口のバイ菌をやっつけてくれます。
見た目は一緒でも、中身は違いますのでご注意を!

見た目は似ていても・・・中身は違う!

この 「 ハグキプラス・プロ 」 は、いったい何がすごいのか!

まず、

歯周病予防にIPMPで殺菌!
虫歯予防にフッ素で歯質強化!

ここまでは今までの歯磨きペーストにもある効果でした。

特にイソプロピルメチルフェノール(IPMP)の殺菌成分のパワーはすさまじくバイオフィルムの内部まで浸透、その中にいるバイ菌達を殺菌します。

通常の歯磨き粉の成分ですと、口の中のバイ菌達が作ったバイオフィルム(ぬめりのバリヤーのようなもの)に浸透せずその表面ではじかれてしまい、バイオフィルムの中のバイ菌達をやっつけることができません。

そして、ハグキプラス・プロは、さらに『歯肉の防御力を高める』という効果がプラスされた商品になります。
それで商品名に「プラス」と言う文字が足されています。

プラスされた「ビタミンE」の成分が、歯ぐきの修復と再生能力をパワーアップして、歯ぐき内部への細菌の侵入を防ぎます!

まさにバイ菌を攻めるだけではなく、自分の城の歯ぐきは守る、修復するという感じです。
歯周病に強い歯肉を目指します。

そして、「ハグキプラス・プロ」とコンビを組むのが、うがい薬の「コンクール」

前回、ブログで書いたように、お口の中のバイ菌が1番増殖する寝ている5~6時間の長時間、歯ぐきにとどまって持続的にバイ菌の増殖を防いでくれます。
1日2回のうがいで、お口の中の細菌の数が半分になります。
さらにこの効果は寝ている間の約5~6時間持続し、口臭予防にも効きます!家族みんなで使えます!

「ハグキプラス・プロ&コンクール」
このコンビは、そう、例えてみるなら
「ビール&えだまめ」のような、
失敗の少ない安定の長く愛せるコンビとでもいえるのでしょうか。


しかし今回は、抗がん剤の影響によるひどい口内炎が予測され、食事が食べられず免疫力を落とすのはイヤでしたのでファーストチョイスは、いきなりの最強タッグコンビを選びました。

「え~、いつものやつ使うんじゃないの」、「ずるいじゃん」、「チキンだね」と言われたって私はかまわない。

だって「獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くす」と言うではありませんか。
ライオンはうさぎを捕まえるのでも全力を出すように、簡単なことでもけっして手を抜かないということです。

こんな感じ。

口内炎は、甘く見てはいけないのです!
特に、抗がん剤治療中は、です。

口内炎は、できちゃったら、治るのに時間がかかし、とても痛いから、ストレスになるから、ご飯食べずらくなっちゃうし、できないことにこしたことはないのです。

ということでいきなり、最強の武器で口内炎という敵を迎え撃ちます。
「口内炎、人の弱みを狙って口の中にできるモンならできてみぃや!」という意気込みです。

ジャジャーン🌟
そして私がチョイスしたその最強のコンビは上の写真

「システマSPTジェル+システマSPTメディカルガーグル」のコンビです。

このコンビの持つパワーは、例えるならば、私が子供の頃に活躍していた往年の「クラッシュギャルズ」の勢いといった感じでしょうか。
使えば一瞬でバイ菌達を粉砕する「クラッシュ人気大爆発」で口内炎も寄せ付けないと思います。

女子プロレスラー・クラッシュギャルズ

説明です。
まず、 「システマSPTジェル 」は、先ほど紹介した「ハグキプラス・プロ」に入っている成分、薬効はすべて入っています。

さらにその上、殺菌剤イソプロピルメチルフェノール(IPMP)が、ライオン(株)の歯磨剤としてはMaxの最大量配合し、さらに粘性の高いジェルにすることによって、歯肉や歯周ポケットに薬用成分が長くとどまらせ薬効成分を滞留させる工夫もされています。
このように、現在ライオン(株)の研究所が持つノウハウの全てを結集したものとなっています。

システマSPTジェル (1,650円)

また、先ほど紹介した『ハグキプラス・プロ』は研磨剤が入っているので歯の着色汚れも効率よく取れます。
一方「SPTジェル」は、研磨剤が入っていないので、歯の着色はとれづらいのですが、研磨剤で歯を痛め易い歯の質の弱い人や、今回の私のようにのように口内炎などの粘膜の炎症症状が強く出ているときには、歯ぐきや粘膜を痛めつけないためにも研磨剤が入っておらず、バイ菌をよりやっつけてくれる殺菌能力の強い「SPTジェル」をチョイスがお勧めです。

そして、もう一つ重要なことをひとつ言い忘れておりました。
今回のケースのようにお口の中があれている場合に使用するハブラシは、弱った歯ぐきを強く刺激しないために毛の硬さは「やわらかめ」をチョイスしてください。

また、毛先は切りっぱなしの角の立ったものではなく歯ぐきに優しい丸い「ラウンドタイプ」のものをチョイスするようにしましょう!
切りっぱなしタイプの毛先は汚れはよく取れますが、歯ぐきに強く当たった場合、歯ぐきを痛めてしまう可能性があります。

そして、うがい薬の「SPT メディカルガーグル」は、
プラークの中から出てきたフラフラお口の中に浮いて存在している浮遊菌への殺菌力に優れたセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)が入っています。

SPT メディカルガーグル(1,650円)

この配合されているCPCは、特に「ポルフィロモナス・ジンジバリス菌」をターゲットとして狙いを定めて優れた殺菌力を発揮します。

また、この 「ポルフィロモナス・ジンジバリス菌」 という口の中のバイ菌は、口の中に存在する500種類ほどの細菌の中のピラミッド社会の中で頂点に君臨するバイ菌です。

このワルの一番上に的を絞って殺菌できるということは、やくざ社会で例えるならば「組長をやっつけたので、組は崩壊」というバイ菌社会全体にも大きなダメージ効果を与えることができます。

※あくまで、イメージです。

と言うことで、私は今回入院するにあたり、私がチョイスしたその最強のコンビは、
「システマSPTジェル+システマSPTメディカルガーグル」のクラッシュギャルズ・コンビで入院時から歯を磨き、寝る前はうがいをしています。

もし、これでも、口内炎ができてしまった場合は!!!

安心してください、準備はしてありますよ。


万が一、ちゃんとそのためのレスキュー歯磨き粉、うがい薬そして「裏技」も実は準備してあります。

その紹介と、実は舌の上にいる「ラスボス」を除去する最強ツール「舌ブラシ」の説明はまた次回のお楽しみに。


☆「抗がん剤の副作用の口内炎には、どの歯磨き粉とうがい薬が効くのか選手権」開催のお知らせ

抗がん剤:シスプラチンとその副作用の口内炎対策

8月10日より抗がん剤の点滴スタートします。

今回私が化学療法の抗がん剤として使用する「シスプラチン」という薬剤は、実はあの「プラチナ」金属から作られた薬です。といって、投与すると私の体がキラキラ✨するわけではありません。

シスプラチンだけに限ったわけではありませんが、抗がん剤には強い副作用があります。なぜなら、がんもやっつけてくれますが正常な細胞も一緒にダメージを与えてしまうからです。
主なものは、吐き気、口内炎、倦怠感、白血球の減少による免疫力の低下、食欲不振、脱毛、下痢、手足のしびれなどがあります。

さらに、同時に行う放射線治療でも放射線が首の周囲に当たることで、唾液の減少などによってさらに口の中に口内炎ができやすくなります。

その、あまたある副作用の中で歯医者さんである私が積極的に予防に取り組めるとすれば、それはずばり「口内炎」でしょう!

ということで、来るべきシスプラチンの副作用「口内炎」に積極的に立ち向かうべく「抗がん剤の副作用の口内炎には、どの歯磨き粉とうがい薬が効くのか選手権」を勝手にひとり、病室で開催することにしました👏

その方法は、口内炎の原因である

①原因であるバイ菌を積極的に減らす
②結果である口内炎=歯ぐきの炎症を抑える


に焦点を当てて、歯磨き粉とうがい薬を強さや薬効、目的別にチョイスしてその効果をみてみたいと思います。

つまりは、どの歯磨き粉、うがい薬が抗がん剤の副作用である口内炎を防ぐのか、またはできた口内炎を抑えることができるのかを歯科医師である私自身が身をもって体験・報告いたします。

と、その前に歯磨き粉大切の大切な、重要な、基本的な使い方をお伝えします。

声を大にして言いたい!

歯磨き後のうがいは、しないほうが断然良い!

ということです。

なぜならば、歯磨き粉の薬効成分を口の中に残すためです。

これも、意識しないと、ドラッグストアーに行ってなんとなくテレビCMで流れてる商品を購入し、おうちでの歯磨きの時に「歯磨きの時に、いっぱいつけた方が口の中のバイ菌をやっつけてくれるよね~」とスタート時に歯磨き粉を多めに歯ブラシにつけてしまいます。

その結果、すぐに泡だらけになり長時間磨けなくなるか、ミントの味ですっきりしてしまって「もういいか」と磨く時間が短くなってしまうこととなってしまいます。(※なので、泡だらけにならない様につける歯磨き粉の量は、グリンピースの豆の半分~1粒分ぐらいにね!)

さらに、日本人はとてもキレイ好きな人種ですので、今度はお口の中で泡になった歯磨き粉は「バイ菌の塊ではないか」と、どうしてもしっかりとうがいをしたくなってしまいます。

1回のブクブクうがいでお口の中の歯磨き粉の薬効成分は1/4までなくなってしまいます!
これは、もったいないですよね。

たとえてみれば、せっかく顔にお化粧水を塗ったのにそのあとに思い切り顔を洗ってしまうようなものです💦

ですから、歯磨き粉の後のうがいは、薬効成分とフッ素をお口の中に残すためにも、歯磨き後はうがいはしないか、おちょこ一杯程度の少なめの水でのうがいにしましょう。

最後にこの内容を講演会などでお話しすると「うがい薬を使う場合は、どうしたらいいの?」という質問を多くいただきます。

私の場合、まず1日に4回歯を磨きます。

「朝食前」「朝食後」と「昼食後」の歯磨きは、磨いた後お口の中に歯磨き粉を残し、「寝る前の歯磨き」の時はうがい薬でしっかりうがいしてフィニッシュします。

なぜ、朝食前に磨いた方が良いのかというと、寝起きのお口の中には、1日の中で一番のバイ菌が存在しているからです。
その量、ウ〇チで小さじ2杯分。(お食事中の方スイマセン💦)
数にして、およそ4~5兆匹。

その細菌をご飯と一緒に食べてしまうと、おおよそのバイ菌達は胃酸で死にますが、生き残った悪玉菌のバイ菌が腸まで到達して腸内環境を乱してしまいます。
免疫力は、腸内環境に大きく左右されますので体の免疫力、抵抗力も下がり風邪などにかかりやすくなります。

そのリスクを少しでも下げるためにも、コロナ禍の今、コロナにかからないためにも、歯みがきは朝食前の1回をプラスした「1日4回歯みがき粉残し」をおすすめします!

そして、なぜ「寝る前の歯みがき」だけは最後にうがい薬でフィニッシュするのか。
お口の中のバイ菌は寝ている間に30倍にも数を増やし朝方の口臭や歯周病につながるからです。

それは寝ている間というのは、水分をとらないのでお口の中の唾液が減少してお口の中が乾き、唾液によるバイ菌の洗い流し、殺菌がされにくくなるからです。

唾液が少なくなる寝ている間は、唾液の代わりに歯磨き粉をお口の中に残すか、私の場合は、歯磨き粉よりもより長時間(約5~6時間の睡眠時間の間)歯ぐきにとどまって薬効を発揮し続けてくれるうがい薬をチョイスします。そのような理由で歯医者の私は寝る前は歯みがきの後にあえてうがい薬でフィニッシュします。

このときは、思い切りうがい薬でうがいしちゃってかまいません!

そしてこの習慣は入院中も変わっていません。

みなさんもご参考にどうぞ。

選手権の結果は追ってご報告いたします。

「がんと歯医者と歯周病。」そんなカテゴリのタイトルをつけたのは…

がんと歯周病は、ある意味で似ている気がしたので。

それと、私にがんの確定診断が出た時に、
早速「中咽頭がん 歯医者」「中咽頭がん 抗がん剤 副作用 口内炎 予防」などのキーワードでググったのですが、グーグル先生はあまり答えを持っていらっしゃらなかったので、では、実際に中咽頭がんになった歯医者さんの私がブログ内で書いてみようかと思った次第です。

ちなみに「中咽頭がん 芸能人」とググると真っ先に、「ワッキー」とグーグル先生は答えてくれます。

私は、ワッキーと同じがんでございます。
がん仲間、がん友でございます。

歯科医師芸人の私としましては、この上ない幸せでございます。

がんは、その予防、治療、再発防止も含めて長く付き合う病気の一つなのだと思います。
がんも含めて、実は完全に治る病気というのは、そう多くはありません。

高血圧も糖尿病もうつ病も、そして歯科医師の私が扱う歯周病も治ったとは言い切るのは難しい「慢性疾患」です。がんも特別な病気ではなく、こうした慢性疾患と同じだと考えるのがこれからの正しい捉え方なのだと思います。

だとすれば、私が毎回初診で患者さんに話しているように、予防歯科とは、病気(歯周病やむし歯)があってその原因が分かっていれば必ず予防方法があり予防はできる、と言うこと。

つまり、その原因におけるの自分が持っているリスクの高い低いを検査で確認して、リスクが高ければ低くするための治療、対策を行い、リスクが低いものはそれを維持するためにおうちでのホームケアや歯科医院でのメンテナンス(歯石取りやお口のクリーニング)の定期的な予防歯科を行ってゆく、そういった意外とシンプルな事を実践すれば良いのです。

是非とも皆さんには、大切な歯も体も定期的な検査をお勧めいたします。

抗がん剤への準備

腕に中心静脈カテーテルPICC(ピック)の設置

来週から化学療法の抗がん剤を点滴で入れる「ピックカテーテル」を上腕に設置してきました。

ちょっぴり「機械人間」な感じです。

ここから抗がん剤を入れてゆきます。

一度ピックを設置すると毎回点適時に針を刺さないで良いので、毎回痛い思いをしないで良いのと、抗がん剤は正常な細胞も攻撃するので点滴が少しでも針の周りに漏れるとその周囲の皮膚が壊死を起こしてしまうこともあるので、これはありがたい医療の進歩です!

私が受ける「シスプラチン」と言う抗がん剤治療は副作用が大変そうですが、「修行」だと思ってがんばりマッスル!🌟