今年もありがとうございました。

師走の猫も忙しい今日この頃、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか?

私も、最近、友達になった歯ブラシ指導人形と仲よく過ごしたり、

その仲良くなったお人形と共に上越のNPOマミーズネットさんのクリスマス会で口の中から顔をのぞかせながら歯磨き指導したりと慌ただしく過ごしておりました。

今年は、炎のハイジニストの奥山さんに始まって奥山さんに終わりました。

おかげで当歯科医院の衛生士みんなで奥山さんに「サティフィケート」を頂くことができました。

このことは、歯科衛生士のプロとしての大きな自信と誇りとなる事と思います。

口腔内撮影用一眼レフカメラも2台購入し、患者さんの歯周病治療のモチベーションを上げるためにしっかりと規格化された口腔内写真を撮影して患者さんに見てもらい、一緒に歯のセルフケア方法、治療方針を考えています。

来年は、さらに月に1回のペースで奥山さんの院内研修を受ける予定です。

そして羽尾歯科医院 春日山の信念のひとつに、歯周組織を「治せる衛生士」を生み出せる歯科医院となる事が加わりました。

そのためにも奥山さん、来年もスタッフ共々宜しくお願い致します。
私達も奥山さんに食らいついてゆきたいと思います。

そして、奥山洋実さんの指導を受けたい、歯周組織を「治せる衛生士」になりたいと言う衛生士さんは羽尾歯科医院 春日山では、ただいま歯科衛生士を募集しておりますのでお電話(025-527-4618)下さい。

それではみなさま、良いお年をお過ごし下さい。

ハロアルに行ってまいります。

明日より、中2の次男みっちゃんと「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」の現地医療活動に参加してまいります。

ハロアルメンバーが現地で着る今年のハロアルTシャツは、明るめの色をチョイス!
猫のミルちゃんも興味津々!

↑今年は、Tシャツのポケットのデザインです。小粋でオシャレ!

バックプリントは歯ブラシを持った妖精さん。可愛らしいですね。

世界各地で戦争や紛争により多くの命が失われていることに心が痛みますが平和な世界を築くために、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを高校生達と共に肌で感じてきたいと思います。

そして、 フィリピン医療ボランティア活動にて カッコいい大人の背中と言うものを 高校生達にも見せてまいります。

「できる人が、できない人のために何かをする」 理念のもとに。

当歯科医院の新人衛生士2名も同行します。
世界に通用する「治せる衛生士」の第一歩を感じて欲しいと思います。

フィリピンで予防歯科教室を開催!

今年もあっという間に師走ですね。

私は、先日フィリピンのNGO団体DAREDEMO HEROさんの協力のもと奨学生さん達に
「歯ブラシ教室」を開催してまいりました。

体育と保健教諭である早川先生とのコラボ。
まずは、スライドでなぜ歯を磨く必要があるのかを説明。

フィリピンでは、歯ブラシが高価なためなかなか購入できず、家族で1本の歯ブラシを使い回している人たちもいます。
むし歯も歯周病も感染症。
使い回しの歯ブラシを通じて家族みんなに感染が移ってゆくリスクが高まります。
そのようなことも、スライドで伝えてゆきました。

ここで、ジョリ男(ジョリービー好きの男)登場!(誰かはナイショ)

私も、紙芝居を用いて歯ブラシの重要性を説明。

奨学生達は、プラークの染め出しが初めてのようで、初めは少し怖がりながら
でも後半は、キャッキャッと楽しみながら染め出していました。

染め出し後、私が「はおちゃん歯磨きマニュアル」を見てもらいながら効率のよい歯の磨き方を伝授!

鏡を見ながら、赤く染まった部分(プラークの付着部分)を歯ブラシで除去してゆきます。

ここで、キシリトール100%のむし歯にならない棒付きキャンディーをご褒美に渡します。
フィリピンの皆さんは、むし歯にならない甘味料キシリトールがある事を殆ど知りませんでした。

ここでも、ジョリ男登場!
ファンキーだね!

やはり、プラークを「見える化」することは、歯ブラシを習慣化するための体験として記憶にとどまりやすく有効な手段だと感じました。

その後、私が里親をしている奨学生ケイトさんにご挨拶。
彼女の夢は、学校の先生になること。
でも、親御さんが学費を出すことができず困っておりました。

↑ここは、墓地の中にスラム街があるカレタ地区でのワンショット。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」
フィリピンの人たちから私がボランティアで学んだことです。

みなさま、よい年末をお過ごし下さい。

健康は健口から!

ここで歯磨きのワンポイント講座。
歯磨きの後のうがいはしないで歯磨き粉を「ぺっ」と外に出すか、
大さじ1杯分の水で行いましょう。
歯磨き粉は口の中に残した方が薬効成分(むし歯の再石灰化促進、口の中の細菌を減らす作用)の効果が断然に出やすいからです。

息子とフィリピンで歯ブラシ教室!

先日、セブ国際ボランティアを行っているNPO法人DAREDEMO HEROさんのご協力のもとで大学1年になった息子と共に歯磨き指導を行って来ました。

なるべく分かりやすい紙芝居風のスライドで、「なぜ歯磨きが大切なのか」をレクチャーして、その後、オリジナルの歯磨きダンスを披露しました。

現地の子供達にとって、歯磨きは決して楽しいことではありませんが、大好きなダンスと組み合わせることで、楽しく継続することができます。

予防に勝る治療なし!

世界に「歯ブラシ1本で救える命がある」ということを伝え、歯磨きを続けることで、虫歯のない歯を健康な体を手に入れてもらいたいと思います。

のぶ(息子)よ、父を支えてくれてありがとうございました!

↑現地のスラム街で一生懸命歯ブラシ指導をする我が息子。

「講演会始め」に際しまして、熱いアツアツのメッセージを語ってまいりました(ハンバーーーグ‼)🍴

みなさん、こんにちは。
県立直江津中等教育学校にて、今年の「講演会はじめ」を行ってまいりましたた。対象は、中学一年生の生徒さんです。

タイトルは「歯医者さんは、なぜ海外ボランティアに行ったのか」です。

歯の予防のお話と言うよりは、人生の先輩として、なぜ私が歯科医師という職業を選択したのか、なぜ、フィリピンでの歯科医療ボランティアに参加するようになったのかという内容が中心の講演会でした。

まず、「しごと」についての考え方について。

「しごと」と「職業」をごっちゃにしないでね、と言うこと。

あくまで、「職業」は「しごと」と言う目的を達成するための「手段」であると言うこと。

ごっちゃにしてしまうと、「職業」に就くことが目的になってそこで終わってしまうパターンも多いのです。
その先を見失ってしまうことも多い。

そのようにならないためにも、

私の今までの人生を紹介しながら、多感な10代のときに「肌で感じること」の大切さをお話ししてきました。

世界には、自分の知らない世界が、価値観が、文化がいっぱいあります。

そして、その経験があなたの可能性を広げます。

人のために役に立つと言うことは、人間の生きる本質なのかもしれません。

今回は、まとめのスライドに、

私の昨年の夏の入院と患った病気のお話しもしました。

私自身、初めてのつらい経験でした。

マイナス思考のスパイラルに入り、肉体的にも精神的にもやられました💦

病室でハロアルの写真を見たときでした。

笑い顔を作るだけでも、笑うふりをするだけでも脳にはセロトニンというプラス思考の幸せホルモンが出てきます。

この「笑顔」はどうかと思いますが。
それぐらい、病室にいるときは笑えなかった…でも、無理にでも笑顔を作ってみました。

今、つらい状況にある人も、命を取られるわけではないのですから開き直って「笑えば」いい。

笑えない環境にいるのならば、そこから逃げて場所を変えて、笑える、笑顔になれる場所を見つけて、ひとり声を出して笑えばいい、笑うふりだけでもいい。

そして、ちょっと元気になったら、自分のできる「人を喜ばせること」や「人の役に立てること」を見つけて、小さなことでいいからチャレンジしてみてください。

「支えあいの心」を大切に、忘れずに。

私は、歯科界の中村哲医師のようになります。

がんからもらった、おまけの人生
フィリピンに「歯ブラシセンター」を作りたいと思います✨