クヨクヨしない脳を作るには?

 歯を診ることを仕事としていると、自然とその近くにある脳にも興味がわいてきます。
 最近、そんな脳生理学関係の本を読んでいて、面白い内容がありましたのでご紹介します。
 職場や子育てのシーンでお役に立てば幸いです。

 私たち人間の心もカラダも脳に支配されています。
 最近の脳科学研究では、脳の仕組みがずいぶんと明らかになってきています。
 ここでは、クヨクヨしない脳を作るために、知っておくべき脳の仕組みを3つご紹介します。

1.脳は、現実なのか想像なのかを区別できない
   梅干しやレモンを想像しただけでだ液が出るように、イメージしただけで、人間の体は反応するのです。
  つまり、人から言われた嫌な言葉や出来事を思い出さないことが、カラダにもいいということです。

2.脳は主語を理解できない
  脳は人に対して言っている言葉も、自分のこととして解釈してしまいます。
  つまり、人に対して悪口や不満を言うとき、脳は自分のことを言っているものだと受け取ってしまうのです。相手をほめるときも同じです。

3.脳は否定形を理解できない
  たとえば、「ケーキは絶対にいイメージしないで下さい」と言われたとき、あなたの頭には何が浮かびましたか?「イメージしないで下さい」と言っても、「ケーキ」が浮かんでしまったのではないでしょうか?
  私たちの脳は、否定形の前に来る言葉に反応してしまうものなのです。
  これを応用すると、人にアドバイスするときには「こうしないほうがいいよ」というよりも「うまくいくには、こんなふうにやってみたらいいよ」と伝えた方がいいと言うことです。

 いかがでしょうか?
 自分の脳をコントロールしてみませんか(笑)

失敗から学ぶ

 開業して、5年が経つと先輩の活躍?を一目見ようと、新潟大学から後輩達が羽尾歯科医院 春日山に見学に来ます。

 そのときに私がお話しすることは、
 「羽尾歯科医院 春日山のスタッフの「優秀さ」を見ていってください」
 「私の「失敗からの学び」を感じていってください」
ということです。

 そうはいっても、仕事上の失敗や、人間関係の失敗は、立ち直れないぐらいのダメージになることもあります。
 ですが、それも、考え方一つです。
  ナポレオン・ヒルという人は、『ある仕事に三度失敗してそれでもあきらめないなら、あなたはその道で指導者になれる可能性があるといってよいだろう。十回以上失敗して、なお努力を続けられれば、あなたに心には天才が芽生え始めている』と述べています。

 

おかげさまで5年を迎えることができました。ありがとうございます。

羽尾歯科医院 春日山は、4月23日でまる5年を迎えることができました。
みなさまに感謝いたします。
朝の朝礼では、スタッフからのサプライズがあり、ステキな色紙と花束と笑顔のプレゼントがありました。(~^T)ジーン 
本当にありがとう!
今日のこのメンバーの幸せのためにこれからも「30年間あなたの歯を削らない、減らさない」夢を持った歯科医師でありたいと思います。


最高の笑顔と思いやりを持ったスタッフです。(^o^)



私の好きなカラー「ブルー」の入った花束を頂きました。生花からはパワーをもらえますね。



5年の記念にチェアのシートを貼り替えました。「ふっかふかシート」です。1日目で5人の患者さんに「先生、シート変えた?気持ち良くて眠くなりそうですね。」と気付いてもらえました。
みなさん、羽尾歯科医院 春日山に眠りに来てください(笑)
患者さんもスタッフも双方が癒されるそんな「癒しの空間」としての羽尾歯科医院 春日山をこれからも作り続けてゆきたいと思います。




それにしても、35歳を過ぎると涙腺がゆるくなりますね。(T-T) ウルウル
みんな、本当にありがとう!

「山本五十六語録」に学ぶ、厳しい時代の人材育成 ( ̄ヘ ̄)ウーン

歯科医院は院長一人では何もできません。ましてや私の夢である「30年間あなたの歯を削らない、減らさない」を実現するためにはスタッフの協力が必要になってきます。
とはいうものの一回りも年齢が違う女性スタッフと共に成長してゆくには様々な問題があるのも現実です。σ(^_^;)アセアセ…

そんなときふと『そういえば、山本五十六が、「やってみせ、言って聞かせて、とか何とか言っていたなぁ」と思いだし、本で調べてみました。
スタッフと共に成長してゆくには非常に参考となるヒントが隠されているようなので、「隠された五十六の名言」も含めてブログに書きたいと思います。

最近は、私の後輩の若い歯科医師もはおっこブログを見てくれているようなので最後におまけの「スタッフが困ることBest3」も掲載します。ご参考に・・・(゜_゜i)タラー・・・


かの山本五十六語録にも
「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
という言葉がありました。深いですね。;;;;(;・・)ゞウーン



また、「苦しいこともあるだろう、言いたいこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣きたいこともあるだろう、これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」
は格言としても評価が高いですね。

さらに、「今時の若い者はとはばかるべきことは申すまじく候」という、若者を否定する年長者を諭す言葉もあります。(◎_◎;) ドキッ!!
これらは、厳しい景気不況の現在だからこそ見直され、役立つものと思われます。



では、お待ちかね、歯科医院のスタッフが院長にされて困ることBest3は・・・

1位 急に何かを言われる
2位 丸投げにされる
3位 相談がない


・・・(゜_゜i)タラー・・・
私も思い当たるふしが・・・今気づいて良かった、ラッキーです。
今後はこのランキングを「意識」し、楽しく、スタッフと共に「30年間あなたの歯を削らない、減らさない」という夢の実現に向けて精進してゆきたいと思います。e(^。^)g_ファイト!!

失敗したときは、「どうしたらできるか?」を考える (~ヘ~;)ウーン

今回は「ピンチ」を「チャンス」に変え、「ピンチ」によって「成長」するためのお話しです。



では、簡単なテストをしてみましょう。
人は誰でも物事が順調なときはプラス思考です。脳に喜びがあり、報酬系の脳の回路が働いているので、しごとも恋愛も、また、家庭生活でも、みんなワクワクしながら前向きに取り組めます。

プラス思考とマイナス思考の違いが最も明確に現れるのは、物事が順調にいかなくなったとき。つまり「困難」にぶつかったときです。

業績が急に落ちた。
絶対に獲得したい顧客なのに、なかなか振り向いてくれない。
職場のチームがまとまらない。
彼女が冷たくなった。

そんなときあなたならどう考えるでしょう?

たいていの人は次の二つの思考パターンのいずれかに別れます。
①なぜうまくいかないのか→原因(Why)を探る
②どうしたらうまくいくのか→方法(How)を考える
マイナス思考(①)とプラス思考(②)の典型的な例です。





「なぜうまくいかないのか」と、否定的な目で
分析すれば、出てくるものは否定的な要素ばかりです。人間のすることですから、問題点は山ほどあるに違いありません。
しかし、「どうしたらうまくいくか」という肯定的な発想で考えれば、出てくるのは否定的な要素ではなく、未来的な発展的要素です。

自分や他人を責める必要もありません。「何が違っているか」「何が悪いか」といった、重苦しい問題の立て方もせずにすみます

そして、一般に「How」の答えの方が、「Why」の答えよりも簡単なのです。
何より重要なのは。「どうしたらうまくいくか」という問いは、うまくいく喜びを脳に問いかけていることになるのです。