年末年始は「歯」が痛む?

 年末年始は「歯」が痛む?

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。m(__)m

 ところで、毎年なぜかこの年末年始の時期になると、突然歯が痛みだしたと来院する患者さんが多く見うけられるような気がします。
なぜでしょう?そこで、私なりに理由を考えてみました。

 まず通常の時期だと歯が痛くなったらすぐ歯科医院に行かれる方でも12月になるといろいろいそがしい用事ができて、つい後回しにしてしまう(この前は痛かったけれど、今はもう痛くないから。少し痛いけどまだ我慢できるから。等々)。

 又、この時期は、忘新年会などお酒の席も増えて【酒は飲むは・・・】【喫煙量は増えるは・・・】その上、酔って歯磨きもしないで寝てしまう。などお口にとって最悪の環境になってしまい疲れから身体の抵抗力も弱くなり歯肉の炎症が起こりやすくなるのではないでしょうか。
 
 また、気温の上下が激しいこの時期には、体温調節がままならず抵抗力がおちやすい時期となります。(研究によると、体温が一度低下すると、免疫力は2~3割おちると言うことです)

 さらに、夜更かししやすいこの時期は、睡眠不足によっても免疫力が低下し、親知らずが腫れやすくなったりします。(研究によると、7時間以上の睡眠をとらないとバイ菌をやっつけてくれる免疫細胞の数が、約3割も減少すると言われております。)

 そして緊張の糸が切れる年末年始に突然【歯の痛み】に襲われる。歯医者に行こうとしても、どこもみんな『お休み中』(休診)というようなことが起こります。

 今、歯に不安がある方はすぐに歯科医院にいかれてはどうでしょう!
 そしてすばらしいミレニアム、2016年のスタートを切りましょう!!

アルコールとむし歯の関係性とは?

アルコールの摂取量と虫歯、歯周病の発生率には、相関があると言うデータがあります

アルコールが直接虫歯菌、歯周病菌に作用することはありませんが飲酒中の「おつまみ」や、楽しい飲み会の後など、歯を磨かずに、
ついそのまま寝てしまったり、することがむし歯のリスクを高めます。
例え飲み物であっても、細菌のエサには代わりありません。
虫歯の原因は「糖」です。
お酒の中にも糖分が含まれています。(350ml缶のビールで、糖分が角砂糖2個分も入っています!)
 
    
 
そこのお父さん、「お口の中をビールでアルコール消毒だ~」
なんて言っていないで、飲んだ後も、しっかり歯みがきをしましょう!

来年2月のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには!

来年2月に行われます、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには、当歯科医院から、上越出身の5名の高校生(関根学園・高田高校・直江津中等教育学校の生徒さんたちです)が参加します!
とても、嬉しいことです。

苦節(笑)、この医療ボランティア活動に5回目の参加にして初めて、高校生と当歯科医院のスタッフ2名が参加してくれることとなりました。
これも、皆様のご理解とご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

歯ブラシなどの支援物資の収集、募金活動を行っております。
ホテルに宿泊したときに使わなかった歯ブラシ等をフィリピンの子供たちに渡しています。
フィリピンでは、歯ブラシ一本が、お米1.5キロと同じ高価なものです。
貧困で、一日一食の彼らは、歯ブラシで歯をみがきたくてもおなかがすいているためお米を選ぶしかありません。
ぜひ、みなさんの思いやりの心を歯ブラシを高校生たちと共にフィリピンの恵まれない人たちに渡してまいりたいと思います。

「できる人が、できない人のために何かをする・・・」
今の日本人が、分かっていて、なかなか実行できないことなのではないのでしょうか?

10月からは、5回にわたり、羽尾歯科医院 春日山での高校生たちの研修が始まります。

目標は「あいさつ・感謝のありがとう・笑顔」です。

院内では、みなさんの治療の際に、高校生たちが研修を行っていることかと思いますが、「頑張れ!」の一言をかけて頂ければ幸いです。

あなたの銀歯は、永久にもつのでしょうか?

みなさん、夏休みをいかがお過ごしでしょうか?

この機会に、自分のお口の中を鏡で観察して、予防歯科を始めませんか?
今回は、そんな内容のお話です。

定期的なチェックで、不適合な詰め物・被せ物の対策を!


詰め物、被せ物、被せ物の下にある金属の土台、セメントなど治療に使用した材料は年月とともに劣化します。
そして、劣化した状態を何年も放置すると、金属アレルギーのような体に様々な悪影響がでてきます。

被せ物・詰め物の状態は患者様ご自身ではわかりません。
不適合な被せ物・詰め物は早い段階で発見し、やりかえることで歯を長持ちさせます。
何年も歯科医院へいってない方はチェックが必要です。
ご家族にそのような方がいる場合は、早めの健診を勧めてあげてください。


保険適用にはなりませんが、以下のような歯や健康に良い材料もあります!

【ゴールドの詰め物】
→しなやかで歯との適合が良く詰め物と歯の隙間ができにくい材料。

【セラミック系の被せもの】
→汚れがつきにくく、変色しにくい材料です。

【グラスファイバー系材料を使った土台】
→腐食しない、歯の根っこに優しい材料です。

これらの材料は被せもの・詰め物が長持ちするだけでなく、歯を長持ちさせることにもつながります

お気軽にご相談ください。

水が歯にしみる!

こおり水が、歯にしみることがありませんか?

水を飲んだ時、歯がしみる。テレピなどでよく耳にする「知党過敏」の
代表的な症状ですが、次のような原因で歯がしみることがあります。
まずは原因を調べ、原因に応じた治療が必要です。


むし歯が進行し象牙翼まで進むと歯の神経を刺激し、水などの冷たい
物がしみるようになります。
冷たい物がしみなくなり、熱い物が、しみるようになるとむし歯がさらに進行している可能性があります。

歯周病が進行すると歯ぐきがさがって、歯の根元の郡分が露出します。
歯の根元の部分は柔らかく刺激や温度変化に敏感でしみやすくなります。


歯ぎしりや歯をくいしばるとき、歯にはとても大きな力がかかります。

咬み合わせが悪いと特定の歯にいつも力がかかり、歯の根の部分がくさび状に欠けてしまい神経を刺激します。


歯磨きの力が強すぎたり、間違った方法での歯磨きが原因となる場合もあります。
正しい歯磨き方法を身につける必要があります。


健康な歯でも「熱い物を食べたあとすぐに冷たい水を飲む」といった急な温度変化があるとしみることがあります。
むし歯でなければ、歯を削らずにすむ方法ですみます。
歯がしみる症状のある人は、一度、歯医者さんで相談してみましょう!