今年のハロアル現地活動を無事に終えることができました

今年のハロアル現地活動を無事に終えることができました。
これも皆様からの募金、歯ブラシ、タオルの支援物資のおかげとあらためて感謝いたします。
フィリピンでは、ドゥテルテ政権に変わった現在も、貧困の格差、スラムの状況はほとんど変わらず貧困層の多いところでは慢性栄養失調のため
虫歯の細菌が全身にまわって敗血症などで命を落とす子供もいます。

これからも、羽尾歯科医院 春日山では、引き続き支援物資を集めています。
ホテルなどで未使用の歯ブラシ、未使用のタオルなど日本では使い捨てでもでもフィリピンでは歯ブラシ1本が
大人の稼ぎの半日分に相当する高級品でなかなか購入することができません。
5本でも10本でもある程度集まりましたら、 羽尾歯科医院 春日山まで届けていただけると幸いです。
その1本の歯ブラシで救える命があります。
今後とも、皆様のご協力のほどよろしくお願い致します。
また、3月25日に長野県御代田におきまして、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会があります。
一緒に医療活動を行った高校生達の熱い想いと成長ぶりを肌で感じることができます。
ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。詳細は当会ホームページを検索のほどよろしくお願い致します。

行ってまいります。

みなさん、こんにちは。

今年も2月7日より、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに行ってまいります。
今回も地元上越の精鋭3人の高校生と恵まれないフィリピンのみなさんのために、無料での歯科医療と、皆様からお預かりしました支援物資(歯ブラシ、タオルなど)を皆様の心と共に届けに行ってまいります。

高校生達は上の写真にもあるように、5日間の研修をしっかりと行い、現地フィリピンでの医療活動に備えてくれております。

また、今回は、私が4年間、学校医をしました春日中学校の保健委員会の生徒さんを中心に学校全体で歯ブラシを集めてくれました。
とても嬉しく感動いたしました。

「できる人が、できない人のために何かをする」その心が、国や人種の垣根を越えて心と心が「つながった」ように感じます。
そのバトンをしっかりと私たちがつないでまいりたいと思います。
春日中のみんな、本当にありがとうございます。

  

そして、上の写真は今年のハロアルTシャツのイラストです。今年のイメージは「ハロアルと銀河系の惑星」です。
歯科医療中は、フィリピンの人たちは緊張と怖さで、私たち歯科医師の胸元をじっと見ています。
その時に少しでも、フィリピンのみなさんの緊張を和らげるために毎年、ユニークなイラストを考案しプリントしています。

さらに、今年も3月25日(土)に長野県御代田市で、この活動に参加してくれた高校生達の報告会があります。
ご興味のある高校生、親御さんはぜひ、彼らの熱い心の叫びを聞きに来て頂ければ嬉しい限りです。
詳しくは「ハローアルソン」で検索のほどよろしくお願いいたします。

今年の抱負をひと言

みなさん、あけましておめでとうございます。

みなさんは、どのようなお正月をお過ごしのことでしょうか?

そして、今年の目標や抱負を具体的にイメージできましたでしょうか。

私の今年の診療する上での目標はズバリ「ヘルスプロモーション」です。
「ヘルスプロモーション」の意味につきましては、下のスライドの示します。


むし歯も歯周病も、「感染症」で「生活習慣病」という原因に特質があります。

であれば、科学的にも考えて原因が分かれば予防ができるわけです。

むし歯も歯周病も、交通事故のように「運」が悪くてなるものではないわけです。

リスクを下げ、防ぐことが可能なのです。

つまり、

「感染症」であればお口の中にいる「原因菌」を人間の持つ「抵抗力」以下まで数を減らせば防げるわけです。

「生活習慣病」であれば、生活習慣を変えれば予防できるわけです。

具体的内容は、今年も開催いたします「院内歯科予防講座」の中でお話しいたしますのでぜひ、ご参加下さい。
(詳細は、羽尾歯科医院 春日山のホームページトップにありますチラシをご覧下さい。参加無料です。)

そして、今年も2月のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの活動に地元上越の高校生達と一緒に
恵まれない子供たちのために頑張ってまいります。

今年もお世話になりました。

比較的あたたかな師走ですね。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

私は先日、上越市立上雲寺小学校の5,6年生の生徒さんに「フィリピンでの海外ボランティア活動」についてお話をしてまいりました。(詳しい内容の掲載された新聞記事はコチラ→http://www.hao-dental.com/info/joetsu-times4.jpg )

最後のあいさつで、

・当たり前の「あ」ではなく、ありがとうの感謝の「あ」を大切にしましょう。
・自分の行動に「なぜ、自分はそうするのか?」の「なぜ」をいつも意識してみてください。
・あいさつ・返事・笑顔 を自分から行いましょう。

とみなさんに伝えました。
このことは、実は私がハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに5年参加して気づかせてもらったことでもあります。

生徒のみなさんは、一生懸命メモをとってくれて、質問も多くしてくれて充実した時間を一緒に過ごすことができました。
丸山校長先生をはじめ、上雲寺小学校の皆様に心より感謝申し上げます。

「歯は、命の源」です。
皆様の来年へも続く「皿(さら)」なる(笑)お口の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


ステキな年末をお過ごしください。

晩酌と歯周病と緑茶

晩酌と歯周病と緑茶

一日の仕事が終わり、帰宅した後風呂上がりに「冷たいビールを一杯」は格別なもの、と意見を同じくされる方も多いと思います。私も含めお酒が好きな人にとってはとても幸せな瞬間ですよね。

最初の一杯の後は、肴をつまみながら少々お酒が進むことでしょう。しばらくすると体が暖まってきて、程よく酔ったところで布団にはいる。晩酌する人ってこんな感じなんでしょうか?。

ここで話は飛びますが、どうして歯周病になるのでしょう。

歯周病だけでなく虫歯も含めて口の中の清掃が不十分だと歯垢がたまりばい菌が繁殖します。
このばい菌が、歯や歯の周りを支えている骨を溶かし虫歯や歯周病になっていきます。
虫歯や歯周病は起床時よりも舌の動きや唾液の分泌の量が減少する就寝時に進行します
従って就寝前にブラッシングをしっかりやらないと、繁殖したばい菌に餌を与え、たくさんの毒素を出し歯に穴があきグラグラしてくるという具合です。

話を戻しますが、歯周病や虫歯は生活習慣の影響病のひとつですが、晩酌が悪いのではなく、晩酌をしてそのまま眠ってしまうのが悪いのです。従って、晩酌をしたら歯を磨いて就寝することを習慣付けるようにしましょう。

歯周病や虫歯はちょっとした工夫で予防することができます。
私たち日本人には身近な緑茶に頼ることができます。

緑茶に含まれる渋み成分は、カテキンと呼ばれ殺菌効果があります。しかし、このカテキンはほとんど捨てられてしまう[お茶ガラ]の方に含まれるのでこのカテキンの効果を無駄なく摂取するには、てんぷらなどにお茶の葉を混ぜたり抹茶のように細かく砕いてサラダやパスタにふりかけるのが有効なのです。

緑茶には殺菌効果だけでなく、ガンや老化を防ぐカロチン類やビタミンC、食物繊維、クロロフィル、ミネラルなどを含んでいて体にとてもよいものです。また、緑茶は口臭を抑える作用やフッ素を含んでいるので歯にもとてもよいものなのです。

皆さんも良い生活習慣、良い食習慣をみにつけ、歯にも体にも良いことをやってみましょう。
特に、子供たちは、食事、お菓子を食べたあとにうがいやお茶を飲むことによってむし歯を予防する工夫をしましょう!