2018年ハローアルソン フィリピン医療を支える会の活動が無事に終了しました。

皆さんのご協力のおかげで、今年のハローアルソン フィリピン医療を支える会の現地医療活動が無事に終了いたしました。
今年も、高校生の協力のもと多くの恵まれないフィリピンの人々の歯の治療と支援物資を渡すことができました。


2018年2月8日 いざ、フィリピンへ!


一緒に活動を行う高校生達の機内での笑顔もあふれます。


フィリピンの子供達からは、「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」ということを教えてもらいました。


スラムの住人すべての人の歯の治療ができるわけではありません。
事前に配布したチケットを手に入れた人だけが治療を受けることができます。
そのチケットを手に入れられる確率は1000分の1なのだそうです。


虫歯で前歯に穴が開いていたところを、白い樹脂で埋めきれいに治療しました。
やはり、見た目がきれいになることは、治療を行う方、される方、両方にとって嬉しいことです。


フィリピンでは、貧困層の多いところでは、慢性栄養失調のため 虫歯の細菌が全身にまわって命を落とす子供もいます。
虫歯からの感染が歯から全身に広がってしまう前に、 感染源の歯を抜歯しなければなりません。
日本であれば治療を行うことで 歯を残すことができるかもしれません。
続けて通うことのできない、もう二度と治療をして もらえるチャンスがないフィリピンの人達に対して
最低も、最高もなく一回で痛みから解放するために 歯を抜く治療をするしかないのです。
怖さに震える手を、高校生達が現地語で「カヤモヤン(がんばって)」と声をかけながら、しっかりと手を握り握ってくれています。


ハロアル新潟支部から一緒に参加してくれた高校生の家塚さんも、患者さんの頭をしっかりと押さえ治療を一生懸命に手伝ってくれています。


「笑いは社会の潤滑油!」
私は、手品で現地の子供達を和ませます。
手品は、言葉が通じなくても笑顔を生み出すことができます。皆さんもぜひ挑戦してみてください。
海外の人とも。すぐにコミュニケーションがとれ、仲良くなれます。


私の「口からひもの出る手品」に思わず笑ってしまったフィリピンの子供達。


今年は、初の試みとして「シャワーブース」を設営しました。
フィリピンの子供達は、普段石けんを使って体を洗うことがなかなかできないので、今回石けんを使って体もきれいになり、
「とてもいい香りで、すっきりした、ありがとう!」と、とても喜んでくれました。


一緒に頑張ってくれた、高校生達の笑顔に感謝しています。
今回この活動で、肌で感じたことを人生の糧として、人の役に立ち、人を喜ばすことのできる仕事や生きがいを見つけてください。

そして、この活動に賛同し、歯ブラシの寄付や募金をしてくださいました皆様に心より感謝申し上げます。

3月24日(土)には、今回の活動報告会が長野県御代田町で開催されます。
詳細は「ハローアルソン フィリピン医療を支える会」のホームページをご覧ください。

今年もよろしくお願い致します。

平成30年、新しい年が始まりました。
今年も、皆さんの歯を「なおす」から「まもる」ためにも、かかりつけ歯科医院として精進して参りたいと思います。
よろしくお願い致します。

そして、ハローアルソン フィリピン医療を支える会のフィリピン現地活動まで3週間を切りました。

今年一緒に参加してくれる地元高校生、家塚さんの羽尾歯科医院 春日山の羽尾での院内研修も残すところあと1回となりました。
恵まれないフィリピンの人達のために家塚さんは、歯ブラシ指導用の紙芝居を作ってくれたり、現地で行う治療の勉強をしたり一生懸命になって準備をしてくれています。

そして、そんな私に、うれしいお年玉をいただきました。

以前、高志小学校で校医をしていた頃にこのハローアルソン フィリピン医療を支える会の講演会を小学校6年生にしました。
そのときの生徒さんの担任だった中島先生と有志の先生方が、ハロアルのために支援物資の歯ブラシを持ってきてくださいました。
その数、な、な、な、なんと403本でございます。

歯ブラシを集めるための箱まで作っていただき、先生方のご厚意と思いに心より感謝いたします。

そして、集めていただいた歯ブラシの一本一本が、フィリピンの子供達の命を救い、笑顔を生み出してくれることと思います。

今後ともご協力のほどよろしくお願い致します。

感動!高校生たちが!!

先日、11月10日に私の母校の新潟県立高田高校1年生(280名)のみなさんを対象に講演を行ってまいりました。

講演内容は「社会貢献について、具体的な実践例を学ぶ ~歯医者はなぜ海外のボランティアに行くのか?~」です。
みなさんとても真剣に私の話をきいてくれました。

「ハローアルソン フィリピン医療を支える会」で新潟支部長と高校生係である私の目標は、今の日本の若い高校生たちに「ボランティア」を通じて、 「貢献する技術」を習得する中で自立した「未来のリーダー」を育成することです。

そして、この講演会後、嬉しいことに高田高校の後輩達が123本の歯ブラシを集めて歯科医院にまで届けてくれました。

みなさんが集めてくれた、その1本の歯ブラシで、

・フィリピンの子供達の歯をまもるかもしれない。
・売ることによって、ご飯を食べることができるかもしれない。
・将来、フィリピンのスラム街でも私たちの姿を見て歯科医師を目指す子供が出てくれるかもしれない。

1本の歯ブラシで、救える、助けることのできる「命」があります!

このことをこれからも、この素晴らしい「貢献する心」を持った後輩達と多くの人に伝えて行きたいと思います。

私にとっては、私の話を聞いてくれた高校生達が一生懸命集めてくれたこの歯ブラシの1本1本が、最高のクリスマスプレゼントになりました。

みなさんの気持ちと共に、来年の2月、この歯ブラシをフィリピンの子供たちに届けてきたいと思います。

みなさんの優しい気持ちに本当に心から感謝いたします。

第9回院内セミナーが開催されました

11月15日に第9回院内セミナーが開催されました。
今回のセミナー内容は、「0歳からの子育て歯科セミナー」と言うことで、0歳から始められるお子さんのための虫歯予防方法を中心にお話ししました。

セミナー終了後のアンケートには、「知らないことが沢山あって、勉強になりました。(子どもの)歯が生えてきたら、どうすればいいのか分からなかったので、今後の見通しもできました。」との嬉しい感想もありました。

虫歯も歯周病も交通事故のように、運が悪くてなるものではありません。
原因があって、それを改善できれば予防できます。
みなさんも、「予防歯科」でかかりつけの歯医者さんに通いましょう!

次回、今年最後の第10回目のセミナーは、12月20日(水)です。
内容は「ガッテン風 超簡単!歯周病撃退法!」です。
重くなると歯が抜けてしまう歯周病から歯を守って、生涯おいしくご飯を食べてゆきましょう!

「ハロアル カウンター」 新登場!

すでに気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、受付カウンターに素敵な「カウンター」が登場しました。

その名も「ハロアル カウンター」です。

実際のカウンターは、下の写真になります。

羽尾歯科医院 春日山の専属保育士さん、市川さんが心をこめて作ってくださいました。

そしてこのカウンターを設置して直後に早速、患者さんが歯ブラシを持ってきてくれました。

みなさまの優しいボランティア精神に心より感謝申し上げます。

種族を超えて支え合う時代ですから・・・

支援物資を集めています

「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア!フィリピン医療を支える会「ハローアルソン!」

ホテルなどで未使用の歯ブラシ、未使用のタオル、
日本では使い捨てでもでもフィリピンでは歯ブラシ1本が大人の稼ぎの半日分に相当する高級品なのです

5本でも10本でもある程度集まりましたら、 羽尾歯科医院 春日山まで届けていただけると幸いです

その1本の歯ブラシが・・・

・フィリピンの子供達の歯をまもるかもしれない

・売ることによって、ご飯を食べることができるかもしれない

・将来、フィリピンのスラム街からも歯科医師を目指す子供が出てくれるかもしれない

1本の歯ブラシで、救える、助けることのできる「命」があります!