はおっこ通信5月号

◇ごあいさつ
風薫る5月、緑がまぶしく、気持ちのいい日が続いていますね。
ゴールデンウィークは皆さんどこかへ出かけましたでしょうか?
私は長岡の長岡丘陵公園に行きました。この公園にはたこを持ってゆくと楽しめるという裏技があります。くれぐれも生きたタコを持っていかないで下さいね(笑)5月は屋外でのイベントが多くあり、心も体もリフレッシュしたいと思っています。




◇ Dr.羽尾のちょっといい歯なし(話)


< 言葉を味方にしてみませんか?>


歯には大きくわけて「食べ物を噛みくだく(そしゃく)」「発音を助ける」「顔の形を整える」という3つの働きがあります。今回は「発音を助ける=言葉を発する」に着目して面白いエピーソードを書きたいと思います。



人をねたむようなことを言うとねたむような心ができ、優しい言葉を口にすると優しい気持ちになる。


この何とも不思議な現象に対し、昔の人たちは「言葉には魂があるのだ」と考え、言葉を「言霊(ことだま)」と呼びました。


残念ながら言葉には魂はありませんが、脳科学の発達により「言葉」と「魂」の間に密接な関係があることはすでに分かっているそうです。


脳について語るとき、良く出てくる用語に「右脳」「左脳」があります。「右脳」はイメージや情報を司るため“イメージの脳”と呼ばれ、倫理や分析を担当する「左脳」は“理屈の脳”などと形容されています。


「右脳」と「左脳」は完全に独立して働いているように思われがちですが、この二つは常に連動しています。ですから、「言葉」は「左脳」にある言語中枢を使っていますが、その情報は「右脳」にも瞬時に伝わっているのです。


つまりマイナスの言葉を口にすると、即座に「右脳」にマイナスのイメージが生まれるということになるわけです。そしてそのマイナスイメージは、脳の感情を司る部分に伝わってしまうのです。
「言葉は心(魂)をつくるから、怖いぞ」というご先祖たちの言い伝えは、科学的にも裏付けがあるというわけです。


しかも恐ろしいことに、人間の脳は口に出したことを全て潜在意識の中に記憶してしまいます。だからマイナスの言葉を口にするということは、すなわちマイナスの経験をしたのと同じことになるのです。


そのため、ぜひ今日だけではなく今後も習慣にしてほしいのがマイナスイメージを招くような「暗い言葉」を明るく前向きになれる言葉に置き換え、言葉を味方にすることです。


例えば疲れがたまっていて仕事に行きたくない朝なら、“仕事”という言葉を“楽しみ”という言葉に置き換え、玄関先の家族に向かって、


「じゃあ、“楽しみ”に行ってくるぞ」と声をかけて出て行ってみて下さい。


なんだか子供だましのように感じるかもしれませんが、人間の脳は正反対のデータを二つ同時に入力できないので、“楽しみ”という言葉を使うと“楽しさ”だけをイメージし、「辛い」「嫌だ」と感じることはなくなるのです!


「残業」→「仕上げ」、「勉強」→「向上」、「ピンチ」→「チャンス」など、様々な言い換えで脳にどんどんプラスの情報を入力してゆきましょう!


明るく前向きな言葉を使って脳をプラスに!



◇スタッフコラム
羽尾歯科医院 春日山に新しいスタッフが加入いたしましたのでご紹介します。
今年3月に新潟の明倫短期大学を卒業したばかりの小林衛生士です。


【小林さんの特徴(笑)】
・キティーちゃん大好きです!キティーグッズたくさん持っています。
・10年以上バスケットボールをしていました。体力には自信あります!
・パンが大好きです。おいしいパン屋さんを見つけたら教えて下さい(笑)


小林さんは挨拶と返事にとても元気があり、こちらもパワーをもらえます。素晴らしい!
今後とも宜しくお願い致します。