体に脂肪がたまるのは、歯と歯ぐきの不調も原因?
歯周病や虫歯などで歯や歯ぐきが健康ではなくなると、
無意識のうちに「よく噛まずに早食い」をしたり、
「やわらかい食べ物」を選んだりしがちです。
食事の際に噛む回数が少ないと、実は体に「脂肪」がたまりやすくなります。
その原因の1つめは、消費エネルギーが減ってしまうことです。
近年の研究では、よく噛むことで食後のエネルギー消費が多くなり、
太りにくくなることがわかっています。
唾液も多く分泌されるので、胃や腸といった消化器官の負担も減り一石二鳥です。
2つめは、噛む回数が少ない早食いは、満腹感を感じるまでに食べ過ぎてしまううえに、
血糖値を急上昇させるため、インスリンが大量に分泌され、
脂肪がたまりすくなるということです。
ですから、ひとくち20回は噛むことを意識しましょう。
歯や歯ぐきの不調は、痛みを感じたり、歯が抜けたりするまで
気にしない人が多いようですが、その無関心はとても危険です!
「内臓脂肪」を落とすためには「口の中の健康」はとても重要です。
意識を高めてゆきましょう