羽尾歯科医院 春日山に定期検診に来ていただいている方のおすすめで、ステキな映画を見に行ってきました。
タイトルは、ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡~本当のことだから~ 」です。
養護学校教諭の山本加津子先生とと障害児らとの感動実話のお話しでした。
一人の歯科医師として以下の内容がとても興味深くまた、深く感銘を受けました。
書籍も出ておりますので、興味がある方はぜひご覧下さい。
マラリアとの長い闘いの歴史を持つアフリカには、ある一定の割合で、
マラリアにかかりにくい「強者の遺伝子」を持つ人がいる。
しかし、「強者の遺伝子」を持つ人が生まれるとき、高い確率で、
そのきょうだいに重い障害を持つ人も現れてしまう。
その確率は、4分の1。
4人の子どもが生まれた場合、必ずそのうち1人は、重度の障害を持つという事実。
つまり、人間がマラリアとの生存競争に勝つためには、
マラリアにかかりにくい「強者の遺伝子」だけでなく、
重い障害を引き受ける「弱者の遺伝子」も必要だった。
生きる価値がある命とは何か。
生物の多様化とは何か。
「強者が生き残り、弱者は淘汰される」そんな定説をくつがえす、意外な実験結果。
病気や障害が、私たちにとって必要だということを、各界の第一人者がわかりやすく解説した映画です。